最近の平積み本

最近(?)「苫米地 英人さん」の本を平積みで見かけますね〜。2、3冊読みましたけど、見出しと最終章だけ読むだけでもそれなりに理解できるし、使える部分はあるかも。要するに自己啓発本の類だけど、それを「気持ち、やる気」の精神論じゃなくて、今流行り中の「脳科学」系に落とし込んでる感じが目新しくて売れてる秘訣でしょうか。時流に見事にはまっている!これは、重要なことですよね。

彼のプロフィールですが…東京都出身の計算言語学者認知心理学者、脳科学(または機能脳科学、脳機能科学)者。カーネギーメロン大学博士(Ph.D.)。
む゛〜・・・私の大好きな分野にがっつり取り組んでおられるようで・・・正直、とても羨ましいです。

私が読んだのはこれです↓
●その検索はやめなさい 作者: 苫米地 英人

その検索はやめなさい

その検索はやめなさい

●頭の回転が50倍速くなる脳の作り方~「クリティカルエイジ」を克服する加速勉強法~ 作者: 苫米地英人
頭の回転が50倍速くなる脳の作り方~「クリティカルエイジ」を克服する加速勉強法~

頭の回転が50倍速くなる脳の作り方~「クリティカルエイジ」を克服する加速勉強法~


あと「超訳 ニーチェの言葉」は67万部突破?哲学本としては、まさに偉業!ものすごいことですよね!きっと、元来の哲学好き、ニーチェ好きは「こんなのニーチェの中心思想じゃない!」ってお怒りの方も多いんでしょうけど、その気持ちもわからなくはないけど、「この本が有りか無しか」と問われれば、私は「絶対にあり!」だと思います。
超訳 ニーチェの言葉 作者: 白取春彦

超訳 ニーチェの言葉

超訳 ニーチェの言葉

この本、凄いと思います。
何が凄いかって、「編集力の高さ」と「超ド級の企画力」。Splendid!!!もう、手放しで拍手もの!ですよね。あのニーチェを、こんな風に爽やかな好青年として切り取る。変人が読む分厚い本=哲学本、を、あんなスタイリッシュな美しいカッコええ装丁に仕上げ、かつ、1ページに1テーマ、空白いっぱいの、読みやすさ満点!に仕上げる。企画力抜群!
そして、何よりもそれを「よし」と通した会社の風通しのよさを感じます。ディスカバー21、すっごい働きやすい会社なんだろうなぁ。「出る杭は打たれない!」会社ですよ。うん。
「やらない理由」「無しな、有り得ない理由」そんな保守的なこじつけ理由なんて、いくらでも作り出せる。考え出せる。そうじゃなくて、どうやって「面白いアイディア」を「有り」なものにしてくか、そこに頭を使うべきです。そこに頭を使う人を、押さえ込まない、伸ばす、ディスカバー21は、そういうことができる会社なのでしょうね。
他にも、いい本がいくつも出ています。
いま、出版社として注目するならディスカバー21ですね。

ショパン、との邂逅。

ショパン―――
情熱的で、
悲しみが深く、隅々までいきわたっている‥

深く、かつ、隅々までいきわたっている悲しみの状態”って…私が思い描いたのは、そう。北海道の道東、野付半島のトドワラ・ナラハラの立枯れの光景。(もちろん冬。先には日本最大の砂州と国後半島。)・・・あの、果てしない荒涼とした光景。壮絶にこわいです・・・何がこわいって、その風景ほどの悲しみ、が現実のものだとわかったから。
           
私をグサっといきなり刺したこの一言は、ショパンが住んだポーランドで10年、ピアノ一筋に生きてきた、さわやかな笑顔の女性奏者の言。「悲しみが深く、かつ、隅々までいきわたっている」っていう言葉が、いかにシンプルに的確に、彼女が掴んだショパンの真実を言い当てているかが伝わってきて、それが心の芯の部分にダイレクトにきたのです。すっごく入りすぎて壮絶にこわかったけど、同時に、「真剣に、真摯に見つめ続けた人の言葉は、過剰でなく不足もなく、本当に美しい。」とすごい感動もした。自分のすべきことに注力せねば、と気持ちが引き締まる思いでした。


※それにしても…彼女の演奏とショパンへの理解の深さは本当に本当にスバラシイのに、なんだかあの屈託のない笑顔が邪魔をしているような、、、いえ、屈託のない笑顔は本来素晴らしい資質だと思うのですが、彼女の「深み」を隠してしまっているようで…服装とか髪型とかもっと影があるというか迫力あるというかそっち系にして、笑顔は最後の一瞬以外封印、とか演出してあげた方が彼女の(掴んでいる演奏の)本質に近づくような…ちょっともったいない気がしました。そういうことって、ときどきあるんだなぁ。と思います。

クラシック音楽は興味深々だけど未知の世界です。
ショパンさんについて今日知ったこと。ポーランドに住み着いたフランス人。古典的な楽譜の書き方をする人で、バッハをとても尊敬していた。あと「ルバート」を復活?させた人。


「ルバート」
テンポ・ルバートtempo rubatoの略。語源は「盗む」を意味するイタリア語ルバーレrubareだそうです。
「盗まれたテンポ」なんて訳したりもして、要するに音の伸び縮みの「揺れ」「自由度」「個人差」みたいなことみたいです。元来、同じテンポを保つべきとされる西洋音楽において、テンポを自由に動かしながら演奏する、という記号があること自体、ステキですね。
そして・・・何事においても「ちゃんとやらなくちゃ」みたいな意味不明の使命感?極度の緊張傾向を持ちやすい私にとって、これは!とってもとってもイイ言葉です☆るばーと、るばーと、るばーと・・・自分の語彙に定着させたいです。

ショパンさん・・・一般的には「ピアノの詩人」とか言われて、ノクターンにワルツ、日々流れているドラマや映画で頻繁に使われているとか。実際聞いたら、耳慣れた曲が確かに沢山ありました。でももう、私の印象は「隅々まで悲しみがいきわたっている人」だ・・・。

あ、今日は六本木でショパン聴いてきました。心があるべきところに落ちた感じ。はぁ〜‥。

本が読みたいときって?〜しあわせ読書のすすめ

本が読みたくなるときって?
1:読書の秋!(つまり今!)
2:すごく落ち込んだとき、すごく元気になりたいとき、悩んでるとき、凹んだとき、優しい気持ちがほしいときetc気持ちのアップダウンが激しいとき

…ではないだろうか?と思う(※活字中毒の御方はここでは予め例外としてます)。
そんなときに、この本はオススメかも。

●しあわせ読書のすすめ ?本のソムリエが教える悩んだときに読んでほしい53冊 
作者:清水克衛

しあわせ読書のすすめ ?本のソムリエが教える悩んだときに読んでほしい53冊?

しあわせ読書のすすめ ?本のソムリエが教える悩んだときに読んでほしい53冊?

【あらすじ・概要】
仕事で失敗した/誰も認めてくれない/元気になりたい/愛がほしいetc…誰にも相談できない悩み事や辛い気持ちを抱えたときに読みたい本を教えてくれる。目次自体が、「○×なとき」みたいになってるので、そこでぱらぱら〜っと探して、スグに自分の気持ちにぴったりの本を探せる。1見開き(2ページ)で1冊(1気持ち)。本のソムリエさんとして活躍する清水克衛さんがあなたにぴったりのステキな本を紹介、でも、紹介された本を読まなくても、この本の2ページ分だけでわかっちゃうし↓な気持ちが↑かも。^^

【難易度:★☆☆☆☆(超簡単!入門者向け!)】

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実は私、「清水克衛」さんのサイン本を持っています。本はこれ↓

本調子 強運の持ち主になる読書道

本調子 強運の持ち主になる読書道

●本調子 強運の持ち主になる読書道
作者: 清水克衛, 本田健, 七田眞, 望月俊孝, 斎藤一人, ハイブロー武蔵, 読書普及協会

一言でいうと、すっごくアツい本!です。自己啓発本系です。
清水克衛さんは、「本」のよさを芯から理解して、それをみんなに伝えたい!っていう強い強い心の持ち主と推察いたします。(自己啓発系の本に詳しい方はよくご存知かもしれませんね)ご本人の書店も一度言ったことがありますが、めちゃめちゃいろんな本がほしくなります!(笑)
それは…POPがすばらしいから。ちゃんと読んで、ちゃんと「よい」と思った本だけを置いて、それにちゃんと「コメント」してる。本屋とは、本来こうあるべきなんじゃないか、と思った。もちろん、毎日膨大な、それこそ何百、何千の新刊が出版される現代において、自分の店に置く本に全部目を通して、「よい」と思った本に、お客様の心に響くようなスンバらしいPOP書いて、、、なんて無理だよ!と言われたらその通りかもしれない。いや、その通りだと思います。それでも。
それでも、やっぱり「本屋」と銘打つなら、そうあってほしい、と願うのは、単なる本好きのわがままなのかもしれませんが。(あ、もちろん、紀伊国屋とかLibroとか百貨店的本屋はまた別の話です。これは、いわゆる町の本屋さんについてです)

【余談】実は、このサイン本、私にとってとても大切な人から以前いただいた本です。今も大切にしています。本を開くと、その人のことや、もらった当時のいろんなことを思い出します。本をプレゼントされるのも、プレゼントするのも、いいですよね。ほわんとしあわせな気持ちになります。

桜庭一樹、なる御方に相見える。〜青年のための読書クラブ

図書館へ行く途中に見かけた、古本屋市を物色してたら掘り出し物発見…!
シラノ・ド・ベルジュラック エドモン・ロスタン

シラノ・ド・ベルジュラック (岩波文庫)

シラノ・ド・ベルジュラック (岩波文庫)

なんと100円!お財布に優しい〜(泣)

●この本の名言

哲学者たり、理学者たり、
詩人、剣客、音楽家
将た天界の旅行者たり、
打てば響く毒舌の名人、
さてはまた私の心なき――恋愛の殉教者!――

…この本についても今書きたいけど、また、後日改めて。
今日書きたいのは、上記の名言ではじまる別の本。これです↓

青年のための読書クラブ  作者: 桜庭一樹, タカハシマコ

青年のための読書クラブ 1 (Flex Comix)

青年のための読書クラブ 1 (Flex Comix)

青年のための読書クラブ

青年のための読書クラブ

とある名門女学校の「読書クラブ」を中心に起こるドタバタ劇短編集(マンガ)。各短編の主軸には、世界的「名著」が軸に置かれ、その作品を裏(メイン?)テーマとして描かれる。そして、本作品の第1話「烏丸紅子恋愛事件」を飾る作品が「シラノ・ド・ベルジュラック」であり、上記の名言なのです。
作品のつくりがまた見事!で、桜庭一樹さんがどれほど「本」を愛しているか、よくよくよ〜くわかります。これほどの素地があってこそ、この売れ行きっぷりなのですね。ナットク・・・。

実はこの本、古本市の帰り道にふらと立ち寄った本屋さんで
桜庭一樹フェア」として前面に押し出されていたのでした。
ふ〜むと見渡して気になったのがこの本で、
パラパラっと立読みしはじめたら、冒頭が上記の名言!!
お〜、まさに、これぞ運命☆な一日でした。

ということで、その場で「青年のための読書クラブ」読了しちゃいました(本屋様、ありがとうございます。いつか、いつか、このご恩はお返しします…)

それにしても、今日の一日を振り返ると、
図書館⇒古本市⇒友人とお茶⇒美術館⇒本屋⇒帰宅。
って、本の合間に用事をこなしてるような・・・。

WITTGENSTEIN(ヴィトゲンシュタイン)DVDを視る

見よう、と思いつつなかなか手をつけられなかったDVDを見ました。

ヴィトゲンシュタイン[DVD] 監督:ディレクジャーマン

ヴィトゲンシュタイン(廉価版) [DVD]

ヴィトゲンシュタイン(廉価版) [DVD]

人が時に愚かな事をしなければ、
意味あることは何もなし得ない
――ヴィトゲンシュタイン

【作品のあらすじ(と感想を少し織り交ぜつつ)】
この言葉で始まる、ヴィトゲンシュタインの人生を描いた作品。
(少年時代から癌で死ぬまで)
20世紀、最も影響力のあった哲学者である彼について、
強烈なユーモア(ブラック?)に愛を込めて描いている。
言語について、世界について、その狭間で苦悩する彼。他者への絶大なる影響力を持ちながらそんなことには全く無自覚で、でも愛されたくて、労働者になろうとしたら哲学教授のポストしか空いてないと言われてしまう、大学で授業するのが怖くて嫌でたまらないけどその後で彼氏と映画見に行くことだけを楽しみに渋々授業を承諾してしまう、自分はどこまでもどこまでも内向的に苦悩していくホモのおじさん――。そんな弱くて、ダメ人間的な、ヴィトゲンシュタイン像。
私はそんなヴィトゲンシュタインを「いいな」と思ったし、これを見て、彼の著作をもう少し読み足そうかな、と思ったけれど…そもそも、彼を敬愛する人はこれを見てどう感じるのか?それは甚だギモンである。。。(私の友人で、ヴィトゲンシュタインを「兄貴ィ!」と敬愛する人がいるのだけれども、、、彼にこのDVDを貸すと約束しちゃったのだけれども、、、その感想を聞くのがなんだか恐いよー・・・)あと、哲学者バートランドラッセルとか経済学者メイナード・ケインズとか実在の人物も多数登場してます。笑えます。

【映像的観点について】
映像的観点から言えば、背景は基本的にずっと黒一色。その中に、ヴィトゲンシュタインほか登場人物が極彩色で唐突に現れ、ヴィトゲンシュタインと交わり、そして唐突に消えていく。(ただし、ヴィトゲンシュタイン当人だけは、ごく普通なシャツにベスト、みたいな格好である)淡々と進む。キッチュ?的なものがイケる人は、イケると思う。
(作品制作側から見ると…「お金かからなかっただろうなぁ。ウマイっ!」)


【鑑賞後の感想】
ヴィトゲンシュタイン、または、監督であるディレクジャーマン。どちらか、または両方が私は強烈に気になっている。好きだ、と言えるかもしれない。「あ、わかる」というのが感想。ただ、ヴィトゲンシュタインについて、私はまだ「色彩について」しか読んでいないのでなんともいえない、というのが現状の結論であるかな(あはは、ヴィトゲンシュタイン好きな人に言わせれば、ヘンな入りですよね〜、すみません)。ちなみに私がもっとも肌があう哲学本は現在のところ、
アデュー―エマニュエル・レヴィナスへ 作者:ジャックデリダ です。

アデュー―エマニュエル・レヴィナスへ

アデュー―エマニュエル・レヴィナスへ

この本については、いつかまた、ちゃんと書きたいです。

ヴィトゲンシュタインの名言】

およそ語られうることは明晰に語られうる。そして、論じえないことについては、人は沈黙せねばならない。――ヴィトゲンシュタイン論理哲学論考


ひぇ〜〜。かっこよすぎますね!!!!!!!!!!

【今後の読書対象本】
論理哲学論考

論理哲学論考 (岩波文庫)

論理哲学論考 (岩波文庫)

論理哲学論考 (叢書・ウニベルシタス)

論理哲学論考 (叢書・ウニベルシタス)

論理探求 
※共にヴィトゲンシュタイン

ウィリアム・モリス展へ行きました

うらわ美術館で開催中(でももうすぐ終わる…)の「ウィリアム・モリス」展へ行ってきました。
何度も何度も何度も見ているウィリアム・モリスの壁紙やら布やらステンドグラスやら…見ていると、心がニュートラルになる感じ。自分のちょうど真ん中へ戻る、そんな気持ちになります。

展示も最後のほうで…なんと!

なんだか…縦横がうまく貼れません(初なので許してください・・・)
なんと、なんと、「チョーサー著作集」の実物を目にすることができました。感動!
世界三大美書の一つ、と言われているこの本は、ウィリアム・モリス創設の会社ケルムスコット・プレスの作品。(もともとモリスは定年後の余暇にと、印刷会社(デザイン会社?)をつくったそうな・・・スケールが違います、モリス様〜)

しかも!うらわ美術館の収蔵本だそうな。
やりますね、うらわ美術館!!!!!

☆「うらわ美術館」は、「浦和」と「本」に関するいろんなものを中心に集めたり、イベントを企画しているそうです。(だからチョーサー著作集ももってるんだな!)
http://www.uam.urawa.saitama.jp/

あまりの嬉しさに受付の方と「チョーサー著作集持ってるなんてすごい!」と感動を述べまくっていたら、「この展覧会にいらしたお客様で、『同じ本(=チョーサー著作集)持ってるわ』という方がいらっしゃったんですよ〜」と。え゛…個人所蔵できるレベルなのか・・・(確かにね、印刷の時代の本だから、世界にはいくつもあるんでしょうけど…)と、世の中には、すごいレベルの人がいっぱいいるものですねぇ。と驚きを新たに致しました。凄い人はいっぱいいっぱいいますね。
あ、あと、凸版印刷がやってる「印刷博物館」でも所蔵していたはずです。
どちらも、常設で見られるわけではないけど、関連する企画があれば展示するから見られるチャンスは多めかも?
うらわ美術館のモリス展は10月31日まで。あと少しだけど、まだ間に合います!

2010年を振り返って…

「負け負けに、負け越した一年。」
私の2010年にふさわしい一言があるとすれば、これだと思う。

とてもとても、とても大切な人を失ってしまった。
敬愛し信頼していた人を、
そうと知らずに深く深く傷つけて、その扉をいきなり閉ざされた。
今にも自分が崩れそうな、心にこれ以上何も入れられないときに涙ながらに非難され、、、

何もかもいっぺんにうまくいかない、
全てのタイミングがずれる。
苦境。苦悩。激痛。。。

私自身、心身ともに体調をくずしてしまうほど
深く深く深く私の心を傷つけ不安定にする事が同時多発的に起きた。
悲惨だった。最悪だった。


ただ。
そのおかげで、というか、そのかわりに、というか、

「頑張ろうが何しようが、そういうのは全然関係も比例もしなくて、
全くフェアじゃなくて、どうしようもなく理不尽なことがある。」

ということを、
頭だけじゃなく、心の芯のところで理解した。
そうしたら、
「参りました。降参です」って白旗あげたり、
「助けてください〜」って言えるようになったり
した(ほんのちょっと、だけど。)

私は本当にものすごくものすごく、どうしようもなく弱い人間で
誰かにいつも頼りたくて、
愛されたくて、
不安で、
誰かにどうにかしてほしくて、
でも、そんな人間だと自分で認めるのもできなくて、
他人にもそんなところは知られたくなくて、イイかっこしたくて、
…そんな、ダメな最低な弱すぎる人間なんです。
ってことが、もう、笑っちゃうほど、嫌というほど
自覚するしかなかった一年でした。(まだ10月だけど)

ただ、自分のそんなどうしようもない”弱さ”が
確かにあります。と、
知っている今の方が、
知らなかった去年の私よりも
少しだけ、強くなった(んじゃないだろうか。)

そうあってほしいな、と、
自分に少しだけ期待している。