2010年を振り返って…

「負け負けに、負け越した一年。」
私の2010年にふさわしい一言があるとすれば、これだと思う。

とてもとても、とても大切な人を失ってしまった。
敬愛し信頼していた人を、
そうと知らずに深く深く傷つけて、その扉をいきなり閉ざされた。
今にも自分が崩れそうな、心にこれ以上何も入れられないときに涙ながらに非難され、、、

何もかもいっぺんにうまくいかない、
全てのタイミングがずれる。
苦境。苦悩。激痛。。。

私自身、心身ともに体調をくずしてしまうほど
深く深く深く私の心を傷つけ不安定にする事が同時多発的に起きた。
悲惨だった。最悪だった。


ただ。
そのおかげで、というか、そのかわりに、というか、

「頑張ろうが何しようが、そういうのは全然関係も比例もしなくて、
全くフェアじゃなくて、どうしようもなく理不尽なことがある。」

ということを、
頭だけじゃなく、心の芯のところで理解した。
そうしたら、
「参りました。降参です」って白旗あげたり、
「助けてください〜」って言えるようになったり
した(ほんのちょっと、だけど。)

私は本当にものすごくものすごく、どうしようもなく弱い人間で
誰かにいつも頼りたくて、
愛されたくて、
不安で、
誰かにどうにかしてほしくて、
でも、そんな人間だと自分で認めるのもできなくて、
他人にもそんなところは知られたくなくて、イイかっこしたくて、
…そんな、ダメな最低な弱すぎる人間なんです。
ってことが、もう、笑っちゃうほど、嫌というほど
自覚するしかなかった一年でした。(まだ10月だけど)

ただ、自分のそんなどうしようもない”弱さ”が
確かにあります。と、
知っている今の方が、
知らなかった去年の私よりも
少しだけ、強くなった(んじゃないだろうか。)

そうあってほしいな、と、
自分に少しだけ期待している。