2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

猿之助歌舞伎の魅力〜目黒雅叙園

目黒雅叙園。大好きな、大好きな場所のひとつです。 あの、和洋折衷具合、外観もエントランスも通路も階段ももちろん部屋の中も、全てにおいてやりすぎ&キッチュ気味な感じが強烈に好き。 文化って、何か強烈な「これ、面白いじゃん!」っていう熱狂から始ま…

カエサル(日生劇場)を観てきました。

日生劇場で、『カエサル〜ローマ人の物語より(塩野七生)』見てきました。 http://play-caesar.jp/ 文化の好みにおいてはドメスティックな傾向が強い私にとっては、今日の『カエサル』との対面は、ほぼ人生初、「はじめまして、カエサルさん」という気分で…

最近の平積み本

最近(?)「苫米地 英人さん」の本を平積みで見かけますね〜。2、3冊読みましたけど、見出しと最終章だけ読むだけでもそれなりに理解できるし、使える部分はあるかも。要するに自己啓発本の類だけど、それを「気持ち、やる気」の精神論じゃなくて、今流行…

ショパン、との邂逅。

ショパン――― 情熱的で、 悲しみが深く、隅々までいきわたっている‥ 深く、かつ、隅々までいきわたっている悲しみの状態”って…私が思い描いたのは、そう。北海道の道東、野付半島のトドワラ・ナラハラの立枯れの光景。(もちろん冬。先には日本最大の砂州と国…

本が読みたいときって?〜しあわせ読書のすすめ

本が読みたくなるときって? 1:読書の秋!(つまり今!) 2:すごく落ち込んだとき、すごく元気になりたいとき、悩んでるとき、凹んだとき、優しい気持ちがほしいときetc気持ちのアップダウンが激しいとき…ではないだろうか?と思う(※活字中毒の御方はこ…

桜庭一樹、なる御方に相見える。〜青年のための読書クラブ

図書館へ行く途中に見かけた、古本屋市を物色してたら掘り出し物発見…! ●シラノ・ド・ベルジュラック エドモン・ロスタンシラノ・ド・ベルジュラック (岩波文庫)作者: エドモン・ロスタン,辰野隆,鈴木信太郎出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1951/07/05メ…

WITTGENSTEIN(ヴィトゲンシュタイン)DVDを視る

見よう、と思いつつなかなか手をつけられなかったDVDを見ました。●ヴィトゲンシュタイン[DVD] 監督:ディレクジャーマンヴィトゲンシュタイン(廉価版) [DVD]出版社/メーカー: アップリンク発売日: 2005/04/22メディア: DVD購入: 1人 クリック: 35回この商…

ウィリアム・モリス展へ行きました

うらわ美術館で開催中(でももうすぐ終わる…)の「ウィリアム・モリス」展へ行ってきました。 何度も何度も何度も見ているウィリアム・モリスの壁紙やら布やらステンドグラスやら…見ていると、心がニュートラルになる感じ。自分のちょうど真ん中へ戻る、そん…

2010年を振り返って…

「負け負けに、負け越した一年。」 私の2010年にふさわしい一言があるとすれば、これだと思う。とてもとても、とても大切な人を失ってしまった。 敬愛し信頼していた人を、 そうと知らずに深く深く傷つけて、その扉をいきなり閉ざされた。 今にも自分が崩れ…

自分のペースを整えてくれる本〜動けなくなったとき、のこの1冊・この1曲

なんだかどうしようもなく忙しかったり、 知らず知らずに無理をしていたり、 気がついたら…パタンと心が折れていた。動けない。。。…そんな時に、自分のペースを整えるような 音楽や本。ってありますよね。音楽ならこれ↓ ●サニー・サイド・オブ・ナラ・レオ…

現代日本に残る”粋”なるもの

”粋”なもの、ってどんなものでしょう? と問われるとなかなか即答できないものですよね〜(少なくとも私は苦手・・・^^;)ただ、「嗚呼、なんて粋な世界が、まだ残っているものなのかしら」と 最近思っているものがあります。 ――落語。実際に見に行くのが…

決意表明、のようなもの?〜星なしで、ラブレターを。

強くて、芯があって、凛々しくて、 過剰でなく、不足がなく、きちんと正しく”100”を伝えられる、 へつらいでなく、高飛車でなく、自分の考えを伝えられる、 そんな言葉が使えるように、いつか、なりたいな、と 電車の乗り換えで階段を降りている時、ふわり、…

鉱石倶楽部 長野まゆみ

きれ〜・・・ ミネラル(鉱石、とも言います)。 最近、「ミネラルショー」なるものに 先達につれていってもらいました。 (無償に石に彫り物がしたくなったので、その材料を買いに)行ってみたら…そのあまりの美しさに、 一目惚れ、です。 ・ヒマラヤ水晶の…

ドラッカー⇒辿る⇒渋沢栄一⇒辿る⇒「論語」に辿りつくの図。

[渋沢栄一の「論語講義」 著者:渋沢栄一 平凡社新書]ドラッカーが経営の本質を学んだのは渋沢栄一からだった。 そして、その渋沢が終生手放さなかったのが ―――『論語』だったのである。そして、その栄一による『論語講義』を現代語訳したのが、これ渋沢栄一…

ある出会いによって本を思い出すということ〜数学者列伝

すごく感動しやすい。という性質を 私は多分に持っているように思います。何かを見たり、聴いたり、触れたり、 誰かに出会ったとき、その瞬間の声や、笑顔や、ふと発した言葉、 音楽、映画、本、マンガ、言葉、、、 あらゆる”感動的”なものに出会った瞬間、 …

同じ時のなかで スーザン・ソンタグ

「私、この人が好きだと思う」 これが第一印象。――表紙の写真(著者:すーざん・そんたぐ様の横顔)に 一目ぼれしてしまった、のです。同じ時のなかで作者: スーザン・ソンタグ,木幡和枝出版社/メーカー: エヌティティ出版発売日: 2009/09/11メディア: 単行本…