桜庭一樹、なる御方に相見える。〜青年のための読書クラブ

図書館へ行く途中に見かけた、古本屋市を物色してたら掘り出し物発見…!
シラノ・ド・ベルジュラック エドモン・ロスタン

シラノ・ド・ベルジュラック (岩波文庫)

シラノ・ド・ベルジュラック (岩波文庫)

なんと100円!お財布に優しい〜(泣)

●この本の名言

哲学者たり、理学者たり、
詩人、剣客、音楽家
将た天界の旅行者たり、
打てば響く毒舌の名人、
さてはまた私の心なき――恋愛の殉教者!――

…この本についても今書きたいけど、また、後日改めて。
今日書きたいのは、上記の名言ではじまる別の本。これです↓

青年のための読書クラブ  作者: 桜庭一樹, タカハシマコ

青年のための読書クラブ 1 (Flex Comix)

青年のための読書クラブ 1 (Flex Comix)

青年のための読書クラブ

青年のための読書クラブ

とある名門女学校の「読書クラブ」を中心に起こるドタバタ劇短編集(マンガ)。各短編の主軸には、世界的「名著」が軸に置かれ、その作品を裏(メイン?)テーマとして描かれる。そして、本作品の第1話「烏丸紅子恋愛事件」を飾る作品が「シラノ・ド・ベルジュラック」であり、上記の名言なのです。
作品のつくりがまた見事!で、桜庭一樹さんがどれほど「本」を愛しているか、よくよくよ〜くわかります。これほどの素地があってこそ、この売れ行きっぷりなのですね。ナットク・・・。

実はこの本、古本市の帰り道にふらと立ち寄った本屋さんで
桜庭一樹フェア」として前面に押し出されていたのでした。
ふ〜むと見渡して気になったのがこの本で、
パラパラっと立読みしはじめたら、冒頭が上記の名言!!
お〜、まさに、これぞ運命☆な一日でした。

ということで、その場で「青年のための読書クラブ」読了しちゃいました(本屋様、ありがとうございます。いつか、いつか、このご恩はお返しします…)

それにしても、今日の一日を振り返ると、
図書館⇒古本市⇒友人とお茶⇒美術館⇒本屋⇒帰宅。
って、本の合間に用事をこなしてるような・・・。