ウィリアム・モリス展へ行きました

うらわ美術館で開催中(でももうすぐ終わる…)の「ウィリアム・モリス」展へ行ってきました。
何度も何度も何度も見ているウィリアム・モリスの壁紙やら布やらステンドグラスやら…見ていると、心がニュートラルになる感じ。自分のちょうど真ん中へ戻る、そんな気持ちになります。

展示も最後のほうで…なんと!

なんだか…縦横がうまく貼れません(初なので許してください・・・)
なんと、なんと、「チョーサー著作集」の実物を目にすることができました。感動!
世界三大美書の一つ、と言われているこの本は、ウィリアム・モリス創設の会社ケルムスコット・プレスの作品。(もともとモリスは定年後の余暇にと、印刷会社(デザイン会社?)をつくったそうな・・・スケールが違います、モリス様〜)

しかも!うらわ美術館の収蔵本だそうな。
やりますね、うらわ美術館!!!!!

☆「うらわ美術館」は、「浦和」と「本」に関するいろんなものを中心に集めたり、イベントを企画しているそうです。(だからチョーサー著作集ももってるんだな!)
http://www.uam.urawa.saitama.jp/

あまりの嬉しさに受付の方と「チョーサー著作集持ってるなんてすごい!」と感動を述べまくっていたら、「この展覧会にいらしたお客様で、『同じ本(=チョーサー著作集)持ってるわ』という方がいらっしゃったんですよ〜」と。え゛…個人所蔵できるレベルなのか・・・(確かにね、印刷の時代の本だから、世界にはいくつもあるんでしょうけど…)と、世の中には、すごいレベルの人がいっぱいいるものですねぇ。と驚きを新たに致しました。凄い人はいっぱいいっぱいいますね。
あ、あと、凸版印刷がやってる「印刷博物館」でも所蔵していたはずです。
どちらも、常設で見られるわけではないけど、関連する企画があれば展示するから見られるチャンスは多めかも?
うらわ美術館のモリス展は10月31日まで。あと少しだけど、まだ間に合います!